zepeのブログ

いつも株を買っては損を抱え込む長期低迷投資家

松山英樹優勝の米マスターズゴルフは有観客で開催だが、東京五輪は?菅首相訪米土産にバイデン大統領五輪ピック招待とも。海外観客受入拒否なのに民主主義・多民族国家の首長が受入れるだろうか。日本人観客のみTV放映の単輪ピックは世界からRacist(人種差別主義者)とそしりを受ける恐れも。海外観客解禁とセットにして大統領を招待せよ。

松山英樹が悲願の優勝を果たした米マスターズゴルフ・トーナメント。入場者数を制限しなからも一部ウィルス検査も義務づけて有観客で開催した。一方、東京五輪は海外観客受入拒否。


2,3週間前であったか、一部報道によれば、菅首相が訪米土産にバイデン大統領五輪ピック(オリンピック)に招待との噂がインターネットに流れた。
 民主主義・多民族国家の首長であるバイデン米国大統領が受入れるであろうか。
観客は日本人のみのオリンピック開会式がTV放映される。そこにバイデン大統領が招待されて...。
 海外からだれも入国できないのに、なぜバイデン大統領だけ特別招かれるの?。例外なのか?--世界のだれしも、子供でも、思う疑問ではなかろうか。日本は特別の最高のおもてなしと考えているのかもしれないが、世界中でTV中継で見ている誰しも思う素直な疑問ではないか。
 大統領にとって果たして最高の贈り物かどうか。日本人観客のみTV放映の単リンピック-世界からRacist(人種差別主義者)とそしりを受ける恐れもある。
 もちろん、民主主義であり多民族国家の米国民はおかしいと思うのは当然の成行であろう。それを気付かぬ大統領でも米国政府でもないし、そもそもそうした発想も無いだろう。
 その後この話が聞こえてこないのは、やはり単なる噂だったのか、あるいはたとえそうした動きがあったとしても検討に値しないとして却下されたのだろう。もし本当に日本が考えていたとしたら、国際性皆無のピンボケ外交感覚である。


マスターズでは入場者数を制限しなからも有観客で開催した。海外からの観客はいたのだろうか。もともとパトロンと呼ばれる長年の観客がいてチケットの入手は難しいようだが、米国入国は現在、航空機搭乗3日前以降のウィルス検査による陰性証明が義務づけられてはいるものの可能なようだ。数は少なくとも海外からの観客もいたのではなかろうか。


一方、東京オリンピックは?。
 学術を軽視する一部自民党の体質の中にあって、コロナ感染爆発の警告を予期しえずコントロールに失敗してしまった菅政権。正月明けでも危機意識が欠けていたが、2月以降はすっかり内向きになってしまい、菅政権および東京五輪・パラ組織委はオリンピックへの海外観客受入を拒否にしてしまった。
 五大陸を示す五輪(オリンピック:五輪ピック)は単輪ピックになってしまった。
昨年11月に来日した国際オリンピック委員会(IOC)バッハ会長は、海外観客受入れで開催を言明していたのである。会長が来日した頃に感染者数増加が目立ち始め、離日の頃にはその増加スピードが不気味に増大していた。感染爆発に向かっていることが明らかに感じられた。日本医師会中川俊男会長は10月から医療崩壊に向かう可能性を指摘し、バッハ会長離日後の11月末には危機的状況到来確実と必死になって訴えていたが、菅首相は全く聞く耳を持たない。この11月末か遅くとも12月初めに、緊急事態宣言ほかの手を打っておれば感染爆発は防げたろう。


いずれにせよ、第四波感染爆発にさしかかっている今、ワクチン接種とともに思い切った決断(無症状感染者を隔離・入院させ、市中の感染源密度を劇的に減少させる)を行い、コロナ感染を制圧し、海外観客受入れを可能にするべきだ。


今週開かれるバイデン新大統領最初の対面の首脳会議になる日米会議。主たるテーマは、第一に軍備拡張、自国膨張、少数民族漢化弾圧政策を続ける対中国問題てあり、自由で開かれたインド太平洋政策を堅持する菅首相は、北朝鮮や台湾防衛などのローカルな問題とともに国際安全保障を討議し、同盟国間での半導体、ワクチンほか基本的戦略産業基盤の強化・立て直しをグローバルに検討するものだろう。


そしてオリンピック-敵も味方も民族の違いを越えて、たとえコロナの状況にあろうとも、世界中のだれにでも勇気を与えるオリンピック。歴史的意義のある大会である。
 日米会議では、上記の政治・経済・安全保障問題の成果の上に、制限付きではあっても海外観客受入れ解禁をセットにして大統領招待をプレゼントするべきである。そして世界に夢と楽しみと勇気をプレゼントせよ。

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