zepeのブログ

いつも株を買っては損を抱え込む長期低迷投資家

日の丸無しのU18野球国際大会-無国籍人として若者を送り出した首脳部のひとりよがり。石川製作所6208の株価は上がらないが、自衛艦も戦略的敗北。

 高野連幹部が韓国の国民感情に配慮したのだそうだ。韓国で開催されるU18野球国際大会に日の丸無しのユニフォームで選手達を送り出した。
--認識がなにかずれている。なにが大事か履き違えている。


 悪い国民の代表だから、日の丸を付けない無国籍なのだと18才以下の若者に言って送り出すようなものだ。どこに自国の国旗を付けないで国際大会に参加する国があるだろうか。不自然だ。


 こういう状況だからと幹部は言うが国際感覚に欠けたひとりよがりの発想だ。
 逆の場合を考えてみたらよい。日本で開催される国際大会に某国は気にくわないから、日本の国民感情に配慮して国旗を外して参加してくれて嬉しいなどということがあるだろうか。スポーツ精神を汚している。要らぬお世話だ。上から目線のひねくれた発想だ。
 どの国も戦争などしないがスポーツで自国を代表して正々堂々と闘う、くやしさもあり狂喜もある、そこがスポーツの白熱した勝負の醍醐味であり、かつ意義のあるところでもある。


 先に自衛艦が旭日旗を掲揚しないでくれと韓国側に言われ参加を取り止めたことがあった。このような公然と国の面子をつぶす理不尽な要求は当然無視するべきであった。参加をやめたのは自衛艦の、そして日本の戦略的敗北である。なぜなら相手の言い分を正しいと認めたと等しいことになるからだ。そして先例として残る。もし拒まれたら、静かに参加を強行すべきである。一触即発の事態になりやむを得ず非参加になったら、次回相手国の掲揚参加を断る等の対抗策を呈示すべきである。
--こうしたことを言うと必ず問題を荒げるべきでないと言う人が多数出現する。


 なぜこうすべきか。それは一旦認めると、その成功体験からストップをかけない限り、際限無くエスカレートするからである。事が対応しきれなくなるまで放置して初めて動くというのは日本外交が常におかしてきた欠陥である。事態がまだ小さなレベルのうちに問題の芽を摘み取る。これは畢竟、妙な行き違いにエネルギーを割くこと無く、関係する両国国民の共栄のためである。


 北朝鮮による日本人拉致がそうである。当時週刊誌にはしきりに北朝鮮のしわざと報じられていた。公安も認識していた。しかし時の自民党政権はまともに取り上げることなく放置した。そして今日本外交最大の懸案事項となり、北朝鮮が握る最大の切り札になっている。
 北朝鮮の核開発、ミサイル開発もそうである。早い段階でストップをかけないとますます手に負えない問題になる。
 竹島問題しかり、いま日本が全く近づけない状況になってしまっている。北方領土もそうである。


 --初期のうちに対抗策を出し、問題の肥大化を未然に防ぐ--


高野連が行った妙な思いやりは、スポーツを汚すひとりよがりの精神小児病である。先例とならないよう高野連幹部はもっと広い視野と国際感覚を持つ研鑽を積むべきだ。

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