zepeのブログ

いつも株を買っては損を抱え込む長期低迷投資家

炎(重症高齢者)の火消しに追われる一方の医療は崩壊目前。火元(無自覚・無症状~中軽症者)を治癒・管理しなければ、潜伏したまま一般市民・市中で次から次へ感染が相乗し、顕在化した炎(感染弱者)は燃えさかるだけで終熄しないだろう。

コロナの第三波。次から次へ湧き出る感染者に追われるばかりで、医療のリソースは使い切ってしまい、その他には手が回らない。
 GoToキャンペーンの停止は、ある程度効果があるだろうが、それは本質的な対策ではない。


重症高齢者の治療が先決ということで、それだけ行っても、彼らは被感染者であり、感染源ではない。こればかりに注力しても、次から次へ湧き上がる新規感染者の治療に追われるばかりで、人的・物的キャパシティとリソースは尽き、医療担当者は疲れ果て、院内クラスターが発生して医療は崩壊するだろう。


中国、韓国、台湾の全体主義国家が、コロナのコントロールに成功しているのは、この感染初動の段階の無自覚・無症状~中軽症感染者を徹底的に把握し押さえ込んでいるからだ。
 日本はこの感染者層(感染源)を放置し、目に見える重症者(被感染者)ばかりをカウントし治療するだけだから、市中で感染が増幅し感染爆発に至るわけだ。
 重症者の治療に追われるだけの医療対応は、感染元・感染源の火消しには寄与しない。半分無駄なエネルギーの使い方である。


1万人クラスのホテル借り切りか臨時病院を建設して、無自覚・無症状~中軽症感染者を一手に収容・隔離・治療し、重症感染者は既存の病院に収容すれば、目に見えて効果が現れるだろう。


TVで識者が若年~壮年層感染者は症状が軽いから、病院での治療は後回し、自宅待機・療養をして頂くと言うのはやめてもらいたい。我々(一般市民)の周りに彼らは居り、無自覚のまま市中を徘徊し、感染を拡大・増幅させ、やがて感染爆発に至るのであるから。

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