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いつも株を買っては損を抱え込む長期低迷投資家

林外相の訪中は疑問!。領海侵犯されながら(米国との協議も無く)尻尾を振って行く場合か。中国のための外相のようだ。適任か?、岸田首相の任命責任は要検討。[短縮版]

長期低迷

*)林外相は中国の招請に応じ訪中と言うが、直前には日本の鼻先をロシアと協動した中国海軍・空軍が周回示威行動・領海侵犯も
 林芳正外相は中国からの招請を受け、対面での外相会談へ訪中を調整と。
日中友好議員連盟会長だった氏はほかならぬ中国からの要請である。喜んで出掛けて行くようだが、尖閣諸島には常時、それ以外の日本領土にも中国船の領海侵犯が相次いでいる。
 今月(令和3年11月)には中国海軍がロシア海軍と協動して津軽海峡を通過。日本領海すれすれに周回し九州-種子島間の大隅海峡を通過後、互いに壮挙を祝して散会した。先週には空軍がやはりロシア空軍と対馬から沖縄-尖閣諸島間を領空侵犯するかのように南下・往復した。快挙の如く中国国営放送は報じた。
 日本にはいつでも軍事侵攻できるとの威嚇行動。中ソ両国とも当然日本を仮想敵国として研究した上での共同作戦てある。まるで日清・日露戦争の前夜のようだ。いずれも清国・露国海軍が帝都東京に親善と称して寄港し軍事的威圧を行っている。
 艦砲射撃できそうな距離での航行。電力の大部分を担う火力・原子力発電所は例外無く海岸沿いに建設されている。艦砲射撃で1発直撃すればたちまち停電し日本中大混乱に陥るだろう。


*)中国の狙い-対中包囲網に楔を打込む
 香港の一国二制度を無視し強権的に本土化、ウイグル族の人権無視、一帯一路政策による途上国への負債の罠、南・東シナ海の自国領海化、インド太平洋への膨張政策など、世界の眼は厳しい。
 中国は八方塞がりの状況にある。日本との友好を演出することはそれこそ喉から手が出るほど待ち焦がれることだが、ここに格好のターゲットがある。最近就任した林外相である。
 この時期に日本の外相が訪中し会談すれば、内容はいかにあれ、そのこと自体が中国にとっては得点なのだ。
 ○世界に向けて日本は中国に融和的だと見せつける。
 ○クアッドの中の最重要国日本が中国と協議となれば、他メンバー国は疑心暗鬼になる。
 ○台湾には友好国日本の姿勢に不安を抱かせる。米軍のアフガニスタン撤退から友好国の存立を守ってくれるか不安を感じているさなかである。
 ○中国の擡頭に深刻な脅威を覚える米国にも日本への不信と亀裂を生じさせる。


*)権謀術数に長ける中国外交。岸田首相はいかに対処すべきか。
 数千年の歴史を持つ中国の権謀術数は日本の比ではない。日本に力を見せつけて脅した直後に、かつ米英が北京五輪の外交的ボイコットを示唆した直後に、林外相に甘い誘いを差しのべる。
 深く思惟しない林外相。岸田首相は中国の提案に跳び乗るべきでない。しばらく時間を置いてからでよい。
 米国は日米豪印のクアッドを来年日本で開催すると発表し、その際バイデン大統領の訪日が観測されている。提案は当然日本の重要性を認識し戦略的に考えた上でのスケジュールである。
 岸田首相も訪米しバイデン大統領との対面会談を計画している。
これらの行事の後、当然北京五輪後に、行うべきである。
 それでもと言うなら、王毅外相を来日させればよい。


岸田首相自身が林外相の訪中を是認しているとすれば、短期的には中国との融和促進は近未来的外交・経済関係ともにプラスだろう。しかし北京五輪後、習近平は本格的に台湾侵攻政策を開始する-香港について世界を無視して強行したように。ウイグル族・チベット族他を抑圧し、香港・台湾の民主主義を圧殺し、習近平式全体主義の強権膨張政策で世界覇権獲得に突き進む-これらに手を貸す結果になるだろう。


*)菅前首相の対中スタンスと林外相のセンス-岸田首相の任命責任
 その点菅前首相は戦略的立場を踏まえ、よく練られたスケジュールで外交を行った。首相就任直後に「自由で開かれたインド太平洋構想」外相会議を東京で開催した。その後に中国の求めに応じ、王外相の来日による茂木外相(当時)との会談を設定した。
 一方林外相は就任直後の突発的提案に、尻尾を振って北京に行く。どちらの国の外相か!-菅前首相・茂木前外相に比べ、中国には組し易し。


訪中し、日本近海での領海侵犯や威圧的軍事行動に抗議したとして、そのかわりにと外交上の取引を持ちかけられれば、それこそ相手の術中に嵌まる結果になる。日本領海・領空すれすれ・侵犯行為は、見返りの成果を挙げ大成功になる訳である。
 林氏への外相任命に安倍・麻生氏は難色を示したと言う-間違ったメッセージを世界に与える。
 外相として適格か?。就任後初の仕事には米国やクアッドとの協議、岸田首相外訪に先立つ相手国との調整、英国・台湾のTPP加入実現に尽力すべき。


*)岸田首相は米国と協議し、王外相を来日させよ
 訪中調整中と言うが林外相が単独で決めたのか、岸田首相が是認済なのか。電話会談で打診を受けたとの報道からは個人的招請の印象だ。もし林外相個人への一本釣りを認めるなら、岸田首相の任命責任ばかりか、統治能力にも疑問符がつく事態だ。米国と外交スケジュールを協議した上で、必要なら王外相を来日させよ。

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