zepeのブログ

いつも株を買っては損を抱え込む長期低迷投資家

証券会社からの理不尽な電話-個人情報を会社が勝手にこのような使い方をしてよいのだろうか

数日前、三菱UFJモルガン・スタンレー証券から電話があり、新規上場株式(IPO)のブックビルディング(BB)申込みに関して疑義がある。札幌在住なのに東京、神奈川でATMから入金したのは不審だ、他人名義でのIPO申込に口座を使っているのではないか、というのである。


半年ほど前の自分も忘れていたようなATMの入金記録を持ち出され、不正をしていると嫌疑をかけられる。
-わたしは想像に任せると答えた。そんなことに答える必要はないと思ったからだ。


個人のプライベートな過去のATMの入出金記録など持ち出してよいのだろうか。その上、その記録を使って不正をしていると嫌疑をかけ問いかけてくる。まるで容疑者に対する刑事のようだ。


BB保証金を積んでIPO申込をしている顧客に対して、自分は正しい人間で顧客は不正だと裁きをかける役割を、何の疑いも無く果たそうとしているのである。自分は水戸黄門と思っているのだろうか。なんとおめでたい、上から目線の威張った姿勢だろう。


「皆さん! 地方在住のものが東京でATMから入金すると嫌疑をかけられるのですよ。そしてそれに対して弁明しなければならない。」


-自分のATM利用が見張られている。そして突然嫌疑をかける材料に使われる。
これでは怖くてどこでもATMを利用できないではないか。大手金融グループから恫喝されて、小市民はまるで自分が悪いかのようにブルってしまう。
噂に聞いていたが、ネット社会はこんなことができるのだ。
こんな理不尽なことがあってよいのだろうか。


零細投資家に対する三菱UFJグループの体質を表しているようだ。
社員はこんなことをして高給をもらっているわけだ。
もっと投資家の人気を得る仕事をして会社の業績に貢献したらどうだろう。


個人情報を会社が勝手にこのような使い方をしてよいのだろうか。ビッグデータというが、個人をピックアップして特定し恫喝に使うことができる。重大な個人情報保護法違反だ。


すべてのものがつながるIOT、あらゆるデータを集積したビッグデータ
-これら超便利なネット社会の、良いことばかりではないもう一つの側面がここに現れている。


愉快でない電話をもらったということで我慢すれば済ませることもできる。もともとIPOに応募したのは当選したいからなのだ。大手証券会社の心証を悪くはしたくない、と一小市民は思う。
しかし今回のことはたとえささいな出来事としても、看過できない重大な懸念と意義が含まれている。黙ってこのまま理不尽を飲み込むのは、決して世の中のためにならないだろう。

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